防災グッズ、停電に備える明かりの種類と選び方
災害が発生すると停電になり、電灯が使えなくなる可能性があります。
特に災害が夜間に発生すると、状況によっては真っ先に避難しなければなりません。
回りは真っ暗なので、先ずは外に出るにも階段を降りたりしなければなりませんし、その他にも段差や障害物があって、転倒するなど大きな危険が伴います。
避難が伴なわなくても、調理中や食事中のこともあります。
そんな突然の暗闇に対し、防災グッズとして明かりを作るライトの準備が必須となります。
非常時に備えておきたい明かりの種類と選び方について紹介します。
●明かりが懐中電灯では足りない!他に必要な灯りの種類
非常時に備える明かりといえば真っ先に思い浮かぶのが懐中電灯ですが、これだけでは夜間の避難や自宅での夜間の生活は明かりが不足してしまいます。
懐中電灯を含め防災グッズとして備えておきたい、明かりの種類には次のようなものがあります。
・懐中電灯
・ランタン
・ヘッドライト
他にもラジオ一体型のライトなど最近は便利な防災グッズがたくさんありますので、用途に応じて複数の明かりを用意しておくことをおすすめします。
●いろいろな用途に使える懐中電灯の選び方

地方自治体の防災マニュアルには、必ずといっていいほど懐中電灯を非常持ち出し袋に入れておくようにすすめられています。
懐中電灯にはサイズもいろいろなものがありますが、円筒形の小型のものは携帯性もいいので防災グッズの必需品です。
懐中電灯にも多くの種類があり、どういった懐中電灯を選べばよいのか迷われると思います。
懐中電灯を選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
LED式の懐中電灯を選ぶ
懐中電灯に使われている電球には、豆球タイプとLEDタイプがあります。
LEDが照明に使われる前は豆級が全てでしたが、LEDタイプができてからはこれにとって変わっています。
LEDタイプは豆球タイプに比べて消費電力が小さいので、長時間使用できます。
また、LEDタイプは高寿命なので球切れの心配もほとんどありません。
災害時は乾電池が不足しますし、入手も難しくなってきますので懐中電灯を選ぶときはLEDタイプのものを選ぶことをおすすめします。
既に懐中電灯を備えているが全て電球タイプという方は、機会をみてLEDタイプに買い替えた方が安心かと思います。
乾電池式の懐中電灯を選ぶ
懐中電灯の中には、手回し式、ソーラー電池などからの充電式、乾電池式があります。
手回し式は乾電池が不要ということで製品化されていますが、大変な割りには十分な明るさが得られないものがほとんどです。
また、ソーラー電池やAC電源からの充電式のものがありますが、ソーラー電池のものは天候に左右されますし、AC電源からの充電式は一度電池がなくなると補充ができません。
これらの方式はあくまで補助として考え、選ぶのは乾電池式をおすすすめします。
広角照射の懐中電灯を選ぶ
懐中電灯の照射には広角照射とスポット照射があります。
広角照射は広い範囲に光が当たるようになっていますが、スポット照射は文字通りスポット的に光を当てるようになっています。
用途によって使い分けることになりますが、防災用に使う場合は移動する道や通路、生活する部屋などで周囲を照らす使い方が多いため広角照射のタイプがいいかと思います。
非常持ち出し袋にいれるものは、比較的小さ目のもの、家に備えておくものは大き目のもので大きな乾電池を使用できるものなど複数の懐中電灯を備えると良いと思います。
また、避難時などは両手を使えるように首や肩に掛けられるようなストラップが付けられるものを選ぶと良いです。
●災害時は非常に役立つヘッドランプの選び方
懐中電灯と並んで必須なのが、ヘッドランプです。
実際に被災した方の経験談では、災害の時に本当に役立ったのは「ヘッドライト」だったといわれています。
理由は単純明快で、両手が使えるからです。
ランプの角度を調整する機能もほとんどのヘッドランプに備わっているので、けが人の救出や支援物資の運搬、避難時に子供や高齢者の手を引く、がれきの片付け、調理など役立つシーンは限りなくあります。
ヘッドランプの選び方のポイントは次の通りです。
明るさ「ルーメン」で選ぶ
ヘッドランプはLEDタイプのものが何といっても主流です。
明るさの単位は「ルーメン」が用いられ、ルーメンの値が大きければ大きいほど明るいといえます。
避難時の使用や作業での使用では200ルーメン前後で、光量が調節できる機能があるものを選ぶのがおすすめです。
乾電池タイプのものを選ぶ
ヘッドランプの電源には、乾電池を使うものと充電式のものがあります。
停電時は充電した電池が切れると使えなくなるので、乾電池式のものがおすすめです。
最近は、どちらの電源でも使えるものもあります。
光量の調整機能が付いたものを選ぶ
人が集まる避難所では、あまり明るすぎると回りの人が迷惑します。
状況に合わせて光量を調節できる機能がついたものを選ぶことをおすすめします。
●空間を照らすのにぴったりのランタンの選び方

懐中電灯やヘッドランプの他に部屋など人が集まる空間を照らすのに必要なのが、ランタンです。
ランタンにもいろいろな種類があり、どれを選んだらいいのか分からなくなりますので、ランタンを選ぶときのポイントを説明します。
LEDランタンを選ぶ
ランタンは歴史がある明かりなので、灯油やホワイトガソリン、ガスなどの燃料を燃焼させて光量を得る方法とLEDによる電池式のものとがあります。
燃料系のランタンは雰囲気があるのは魅力ですが、取り扱いを間違えば火災や一酸化中毒になる恐れがあるので、防災グッズの明かりとしてはLEDランタンを選ぶことをおすすめします。
明るさは「ルーメン」で選ぶ
LEDランタンは大きく明るいほど便利ですが、電池の消耗も大きくなりますし、あまり小型のものを選ぶと暗過ぎて実用に向かないことになります。
空間の明かりとして実用的に使いたいのであれば、500ルーメン程度は必要です。
ランタンを複数使うのであれば、300ルーメンのものを2台使用するという方法もあります。
乾電池式のものを選ぶ
ランタンの電源には乾電池式と充電式とがあります。
停電時でも使えるように電源は乾電池式のものを選ぶことをおすすめします。
暖色の光が出るものを選ぶ
LEDランタンには暖色の光を出すもの、白色の光を出すもの、両方を切り替えて出せるものがあります。
光の色は好みもありますが、部屋全体を明るくするのなら暖色の方がよい雰囲気が作れますので、私としては暖色の光が出るものをおすすめします。
調理するときなどは白色の光を使いたいという方は、白色の光と暖色の光を切り替えて出せるものを選ぶのも方法です。
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