保存水500mlと2Lのどっちを選ぶべき?メリット・デメリットを大公開
- 2024.08.19
- 防災グッズ 選び方

災害用に保存水を備蓄しようとすると500mlと2Lの2種類があり、どっちを購入したらいいのか迷うことはありませんか?
500mlと2Lを比較するとそれぞれそれぞれメリット・デメリットがありますが、どっちを選ぶべきかは用途や家庭の状況によります。
500mlの保存水は携帯性がいいので非常持ち出し用に、2Lの保存水は500mlより安く、場所を取らないので家庭用にを使うのがおすすめです。
なので、両方のメリットをとって500mlと2Lの両方を備蓄し、その割合は用途も考えるとよいです。
普段の生活でも断水時などを考慮すると、保存水は500mlよりも2Lを多めに購入して備蓄しておくのが良いケースが多そうです。
もちろん、収納場所や予算に問題なければ、全部500mlにして備蓄する方法もあります。
この記事では、500mlと2Lのそれぞれメリット・デメリットもまとめていますので、最適な選び方をしてみてください。。
500mlの保存水のメリット

500mlの保存水のメリットには、次のようなものがあります。
持ち運びやすさ
500mlの保存水は、その小さなサイズのおかげで持ち運びやすさが非常に優れています。
災害時にすぐに持ち出す必要がある場合でも、片手で簡単に持ち運ぶことができるため、迅速な行動が可能です。
また、避難生活での移動やアウトドア活動など、様々なシーンで便利に使えます。
小分け使用のしやすさ
500mlの保存水は、小分けにすることが容易で、必要な量だけ使えるため無駄が少ないです。
一度に全てを飲み切らなくても良いので、少しずつ使いたい場合や、家族全員で分け合って使用するのに適しています。
これにより、一人一人が自分の分を確保できるため、効率よく水を利用することができます。
賞味期限の管理のしやすさ
500mlの保存水は、2Lの保存水に比べて賞味期限の管理がしやすいです。
小さいサイズなので、頻繁に使う場合や、回転させて使っていく場合にも便利です。
また、定期的な入れ替えがしやすく、古い水を新しい水と交換するときにも手間がかかりません。そのため、災害時に備えて常に新鮮な水を確保することが可能です。
500mlの保存水のデメリット

一方、500mlの保存水のデメリットは以下のようになります。
コストが高い
保存水を選ぶ際、多くの人がコストを重視します。
500mlの保存水は、コンパクトで持ち運びやすいというメリットがありますが、その分コストが高くなる傾向があります。
同じ量の水を確保するのに、2L保存水よりも多くの本数が必要となり、その分費用も増加します。
特に、保存水を大量に備蓄しようと考えている場合、500mlサイズではコストがかさむため、経済的に負担が大きくなることがあります。
収納スペースの問題
500mlの保存水は、小分けされているため便利ですが、その分収納スペースの問題が発生します。
小さなボトルが多くなると、それだけ保管場所が必要になります。
特に、家族全員分の保存水を備蓄しようとすると、500mlのボトルが大量に必要となり、収納スペースが圧迫されることがあります。
これに対し、2L保存水は大きなボトルで比較的少ない本数で済むため、結果的に省スペースで保管が可能です。
保存水の保管場所に余裕がない家庭では、500mlサイズの選択は難しいかもしれません。
2Lの保存水のメリット

次は、2Lの保存水のメリットです。
コストパフォーマンスの高さ
2Lの保存水は、500mlの保存水と比較してコストパフォーマンスが高い特徴があります。
同じ量の水を確保する場合、2Lの方が単価が低くなります。
これは、500mlのペットボトルの製造や梱包にかかるコストが高いためです。
そのため、家計を節約しつつ十分な水を備蓄する場合には、2Lの保存水を選ぶ方が経済的です。
大量備蓄に適している
2Lの保存水は、一度に大量の水を確保できるため、非常時に備えて大量に備蓄する際に適しています。
保存水は一人1日あたり3Lを用意することが推奨されていますが、家族の人数が多い家庭や長期間の備えが必要な状況では、2Lの保存水が効率的です。
500mlの保存水を多く買うよりも、2Lの保存水を少ない本数で確保できるので、結果的に保存場所の効率化も図れます。
長期間保存が可能
2Lの保存水は5年以上保存可能な場合が多く、ペットボトルの素材によって水が蒸発したり、匂いが移ったりしにくくなっています。
長期間の保存が可能でかつ大量に備蓄しやすいため、2Lの保存水はとても魅力的です。
日々の管理の手間を減らしつつ、安心して非常時に備えることができます。
2Lの保存水のデメリット

一方、次は、2Lの保存水のデメリットは以下です。
持ち運びにくさ
2Lサイズの保存水は、その大きさと重さから持ち運びにくいというデメリットがあります。
緊急時に持ち出すことを想定すると、移動の際に負担となりやすいです。
特に高齢者や子供が持ち運ぶには困難で、避難時の迅速な行動を妨げる要因となることがあります。
小分けにする手間
2Lの保存水は一度開封すると、一度に全てを使い切るか、小分けにする必要があります。
小分けにするためには清潔な容器を用意しなければならず、手間がかかる上に衛生管理も必要となります。
この点で、500mlの保存水のほうが使いやすさで優れていると言えます。
用途に応じた保存水の選び方
保存水500mlと2Lのどっちを選ぶべきかは、用途によって買い分けるとよいです。

家庭用
家庭用の保存水は、家族の人数や使用頻度に応じて選ぶことが重要です。
例えば、毎日の飲み水や料理に使用する場合、使用目的や家族のライフスタイルによって異なります。
500mlの保存水は持ち運びやすく、小分けに使いやすいため、頻繁に水を使用する家庭には便利です。
一方、2Lの保存水はコストパフォーマンスが高く、大量にストックする場合に向いています。
避難用
避難用の保存水は、緊急時に持ち運びやすさと長期間保存ができることが求められます。
保存水500mlと2Lのどっちが適しているかは、緊急避難の状況によって変わります。
500mlの保存水は軽量でコンパクトなため、避難時に持ち運びやすく、すぐに飲み切れるため衛生的ですが、数量が多いと嵩んでしまいます。
一方、2Lの保存水は1本で必要な水分を一度に確保することができ便利ですが、持ち運ぶには重く、大きさがネックになります。
保存水500mlと2Lのどっちを選ぶかの選択基準
保存水500mlと2Lのどっちにするかの選択基準をまとめると次のようになります。
保存期間
保存水を選ぶ際にまず考慮すべきは保存期間です。
500mlの保存水も2Lの保存水も、それぞれ5年以上の長期間保存が可能な製品が多いです。
長期間保存のものは、5~10年、長いものは15年保存のものもあります。
保存期間が長いほど、頻繁に交換する手間が減るため、長期間保存が可能な製品を選ぶことで、安心して備蓄することができますが、長期保存できるものの方が一般的にはコストが高いです。
また、保存期間が長い保存水は、災害時の緊急避難用としても非常に有用です。
コスト
次に考慮するべきはコストです。
500mlの保存水は持ち運びやすいですが、価格が高くなる傾向があります。
大量に備蓄する場合、コストが負担になることがあるため、予算を考慮した上で選ぶことが重要です。
一方、2Lの保存水は1リットルあたりのコストパフォーマンスが高く、大量に備蓄するのに適しています。
しかし、500mlと比べて重く、持ち運びにくいため、使い道に応じて選定する必要があります。
コストについては、500mlと2Lがどの位違うかを簡単に比較できます。
一日に必要な保存水の必要量は、3L/人とされているので、
4人家族で7日分の保存水の必要量を7日分備蓄すると
水の備蓄量=3(L)x4(人)x7(日)=84L
となります。
この必要量を人気の保存水
「アサヒ おいしい水 天然水 ラベルレスボトル(600ml*48本セット)」
で備蓄するとこのセットの量は、28.8Lなので、3セットを備蓄することになります。
この場合コストは、4,272円×3セット=12,816円
(価格は2024年8月調べ)

一方、2Lの人気の保存水
「【Amazon.co.jp限定】良品物語 長期保存水 5年 2L ×9本」
で備蓄するとこのセットは、18Lなので5セットを備蓄することになります
この場合コストは、1,687円×5セット=8,453円
(価格は2024年8月調べ)
どちらも5年の長期保存水の上記の比較では、2Lのボトルで備蓄した方が、4千円強安く済みます。
使用頻度
最後に、使用頻度も保存水の選択基準として重要です。
普段から頻繁に使う場合は、まず使い切りやすい500mlの保存水を検討するとよいでしょう。
特に、職場や外出先での持ち運びに便利です。
また、使用頻度が低い場合や長期保存を目的とする場合には、2Lの保存水が適しています。
大量備蓄が可能で、家庭内での使用に向いています。
緊急時には、一度に多量の水を供給できる2Lの保存水が有用です。
保存水500mlと2Lのどっちを選ぶべき?メリット・デメリットを大公開まとめ
災害用に保存水を備蓄しようとすると500mlと2Lの2種類があり、どっちを購入したらいいのか迷うことがあります。
500mlと2Lを比較するとそれぞれそれぞれメリット・デメリットがありますが、どっちを選ぶべきかは用途や家庭の状況によります。
500mlの保存水は携帯性がいいので非常持ち出し用に、2Lの保存水は500mlより安く、場所を取らないので家庭用にを使うのがおすすめです。
なので、両方のメリットをとって500mlと2Lの両方を備蓄し、その割合は用途も考えて決めるとよいです。
普段の生活でも断水時などを考慮すると、保存水は500mlよりも2Lを多めに購入して備蓄しておくのが良いケースが多そうです。
それぞれの特性を理解し、家庭用や避難用など用途に応じた選び方をすることが重要です。
保存期間やコスト、使用頻度を基準に、自分にとって最適な保存水を選び、災害時に備えましょう。
おすすめの保存水はこちら
・500ml系(5年保存)

・2L(5年保存)
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