災害に備えておきたい最低限必要な防災グッズはどんなもの?
東日本大震災のように大規模な災害を想定すると、防災グッズを備える必要があることは分かるけど、備えたいものはたくさんあって何から揃えていいのか分からないということはありませんか?
防災グッズとしてどんなものを揃えるかを考えるとき、
・非常持ち出し袋
・家に備えておくもの
と区別して準備すると分かりやすいです。
この記事では非常持ち出し袋として、災害時に備えておきたい最低限必要な防災グッズにはどんなものがあるのかを説明します。
●非常持ち出し袋を揃えるときに注意すべきこと
危険が迫っているときに持ち出すものは命だけ
非常持ち出し袋は避難場所へ余裕をもって移動するときに持参するものです。
非常持ち出し袋を持ち出すために、逃げ遅れてしまっては元も子もありません。
危険が迫っているときは、非常持ち出し袋を気にせずに命を最優先にして安全な場所に避難しましょう。
非常持ち出し袋が重いと持ち出せない

今住んでいるところを離れて、避難場所に避難するとなるとあれもこれも持っていきたくなるものですが、詰め込み過ぎると重くなり過ぎていざというときに持ち出せないということにもなりかねません。
災害の状況によっては走る場合も想定されますので、自分で無理なく持ち出せる重さを確認して準備しましょう。
走る場合には非常持ち出し袋は、軽ければ軽いほど走りやすいのは間違いありません。
非常持ち出し袋は、両手があくリュックタイプのものが断然便利です。
非常持ち出し袋の重さの目安は、次のようになります。
・男性:約15kg
・女性:約10kg
●非常持ち出し袋に詰める最低限必要な防災グッズにはどんなものがあるの?
非常持ち出し袋に詰めるものは、原則として非難場所で1日暮らすために必要なものを用意します。
非常持ち出し袋に何を詰めるかは、家族構成やどんな地域に住んでいるかでも異なってきます。
高齢者や乳幼児、あるいは小さなお子さんがいる家族と夫婦2人だけの家族では当然持ち出すものが違うことがお分かりかと思います。
また、住んでいる地域については、都市部、海の近く、山や川が近い郊外などがありますが、おのおの優先的に必要となるものが違ってきます。
例えば、都市部に住んでいる方は災害が発生すると避難場所に人が集中しますので、トレイがあっても長時間待ったり、水や食料を手に入れるにも長蛇の列になってしまうことが予想されます。
非常持ち出し袋に入れる最低限必要なもの

非常持ち出し袋に入れるものは個人的に違うとはいえ、個人ごとに不可欠のものを挙げると次のようなものがあります。
「NHK備える防災」というホームページに『自分で作る非常持ち出し袋、「防災グッズリスト」』の記事がありますので、参考になります。
ここでは避難場所で1日避難する場合を想定していますので、「外出時用」のリストやJAF Mate2019.4月号の「生き残るための防災マニュアル」などを参考にしてみました。
・非常持ち出し袋(リュックサック)
最低限必要な防災グッズを詰めて持ち運ぶ非常持ち出し袋で、リュックサックが使いやすいと思います。
避難するときは雨の日も考えられますので、防水素材で作られたものが安心です。
大きすぎないものを適切に選びましょう。
・飲料水
500mlのペットボトルの飲料水を2~3本用意します。
生活用の水ではなく、避難行動時に飲む水です。
・非常食
加熱しないでも食べられるものを用意します。
本格的食事ではなく、避難行動時のエネルギー補給ですのでバランス栄養食品やチョコレート、カンパンなど持ち運びやすいものを用意します。
・簡易トイレ(非常用トイレ)
災害時は断水して水洗トイレが使えなくなる可能性が大きいです。
使えたとしても、避難所のトイレは長蛇の列になります。
簡易トイレや携帯トイレと呼ばれるものを数回分用意します。
★簡易トイレについては、こちらの記事も参考になります。
「災害時には非常用トイレが必要!おすすめの簡易トイレ・携帯トイレはコレ!」
・ウェットティッシュ(除菌アルコールあり・なし)
手洗いの代わりに重宝します。
身体を拭く場合はノンアルコールにします。
・ポケットティッシュ
汚れを拭いたり、傷の止血などに使えるので必需品です。
・タオル
暑いときは濡らすことで暑さ対策もできますし、手を拭いたりケガをしたときなどいろいろな場面で役立ちます。
・マスク
ホコリや風邪などの感染を防ぎます。
・ビニール袋(大・小)
ゴミを入れたり、何か保管したりなどなにかと便利です。
小サイズのものは、ものを小分けするときなどに使えます
・スマホや充電器
アクセスが集中するとつながりにくなりますが、つながれば災害に関して多くの情報を得ることができます。
・携帯ラジオ・イヤホン
災害の状況についての情報を得るために携帯ラジオが必要です。
スマホはつながりにくくなりますし、バッテリーも気になりますがラジオは省電力なので安心して利用できます。
★携帯ラジオについては、こちらの記事も参考になります。
「防災ラジオのおすすめの機能は?手回し式充電…その他に何があると便利?」
・懐中電灯・ヘッドライト
停電になると夜間は必須です。
ヘッドライトは子供の手を引いているときや両手が塞がっているときにあると便利です。
★懐中電灯・ヘッドランプについては、こちらの記事も参考になります。
・乾電池
携帯ラジオや懐中電灯などに対応した乾電池が最低1セット必要です。
・モバイルバッテリー(充電式・電池式の両方とケーブル)
携帯電話、スマホの補助電源としてなくてはならないものです。
・レインポンチョ(雨合羽)
雨に日はもちろん、防寒効果もあります。
不透明で厚手のものを用意すれば、簡易トイレを使うときや着替えにも使うことができます。
・アルミブランケット
ポリエステルのフィルムにアルミを蒸着したもので、エマージェンシーブランケットとも呼ばれます。
避難場所で宿泊するとき体温低下を防ぎます。
★アルミブランケットについては、こちらの記事も参考になります。
・アルミレジャーマット
避難場所で座ったり、横になるときに重宝します。
・スリッパ
避難先では靴を脱いで入ることになるので、スリッパがあると便利です。
・ホイッスル
緊急時に助けを呼ぶとき役立ちます。
・万能ナイフ
何かを切ったり、缶詰を開けたり、穴をあけたりすることができ、いろいろなシーンで役立ちます。
・軍手
荷物やがれきを除去するときにケガ防止になります。
厚手のものがより安全です。
・洗面用具(歯ブラシ、フェイスタオル、石鹸)
水が使える場合は洗顔ができますので、あると便利です。
・口腔ケア用ウエットティッシュ
水がなくても口の中を清潔に保つことができます。
・救急セット
絆創膏、とげ抜き、ガーゼ、包帯、テープなど救急セットがあると安心です。
・筆記用具(ノート、ボールペン、油性ペン)
避難に関する情報をメモしたり、伝言を掲示したりします。
・現金
公衆電話を使うときは、100円や10円の小銭が必要になってきます。
・家族の写真・連絡先リスト
家族の写真は避難時にはぐれたて、探すときに役立ちます。
携帯電話にある連絡先は、バッテリー切れなどで使えなくなると使えなく、連絡先が分からくなります。
・貴重品(保険証、免許証、預金通帳、印鑑、鍵)
保険証、免許証はコピーを持ち出し袋に入れておく
以上の他に個人で必要なものを追加して、手作りの非常持ち出し袋を作ります。
個人によって必要なものの例は、次のようなものです。
・個人
常用の薬、コンタクトレンズ・ケア用品など
・女性
生理用品、髪ゴム、化粧品など
・乳幼児
ミルク、使い捨て哺乳びん、おむつ、お尻拭き、授乳用ケープなど
●非常持ち出し袋に入れる防災グッズの揃え方のコツ
100均などを使って自作
最低限必要な防災グッズをみると、100均では買えないものも一部ありますが、100均で買えそうなものが結構あります。
買い集める時間がある方は、100均などを使って自作するとそれぞれの防災グッズに愛着がわき、非常持ち出し袋には何が入っていて、どのように使えるのかの理解も深まります。
先ずは、手頃なリュックサックを買って揃えていきましょう。
防災セットを利用する
最低限必要な防災グッズを一つ一つ買い集める時間の余裕がない方は、できるだけこれらの防災グッズは入っている防災セットを購入して、足りないものだけ購入すると手早く非常持ち出し袋を準備することができます。
防災セットの中には、非常持ち出し袋には入れなくてもいいものがあるかもしれませんが、それらは二次持ち出しや家に備蓄することにできるので必ずしも無駄にはなりません。
自分の生活に合った非常持ち出し袋を是非作っておきましょう。
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