災害に備えて車に積んでおきたい車載用防災セット3選
- 2020.07.20
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豪雨、台風、地震などの災害が近年各地で発生しています。
我が家でも災害に備えていろいろな防災グッズを準備していますが、よく考えると災害は自宅にいるときに起こるとは限らないのです。
職場で仕事をしているときや車で外出中にも発生する可能性があります。
職場では周りに仲間がいるのでまだしも、車で外出しているときに被災して自宅に戻れなくなったときを考えると特に寒い季節だとゾッとします。
そんなときに備えて、災害に備えて車に積んでおきたい防災グッズを調べてみました。
車に積んでおく最低限の防災グッズを1つづつ集めるという方法もありますが、それは面倒という方のために車載用の防災セット市販されています。
先ずこれを購入して更に自分にとって必要なものを買い足していくと、手早く備えることができます。
以下では、おすすめの車載用防災セットを3つ紹介します
●車載用防災セット カーセーバー(LA・PITA)
防災用品のトップメーカーであるラピタの車載用防災グッズです。
車載用防災セット カーセーバーをおすすめする理由
・リュックにもなる防災バッグ
防災バッグはリュックにもなるので、車を置いて避難する場合に背負って持ち出すことができますので、本当に便利です。
このリュックの背面にはいろいろな工夫があって、緊急時に役立つ大きな三角反射板、車内に固定するためのフック状の面テープバンド、ショルダーベルトの収納が可能となっています。
なお、三角反射板は一般道路で使用できますが、高速道路では三角停止表示板の代わりには使えません。
道路交通法に基づいた三角停止表示板をご使用ください。
・-20℃~80℃に耐える7年保存食、非常食
車の中の環境条件は厳しく、エンジンをかけていないと冬は外界と同じ位の気温になり、夏に直射日光が当たると50℃以上にもなるといわれています。
こんな環境下では普通の防災用の保存食、非常食では品質の劣化が心配ですが、カーセーバーの保存食、非常食は厳選されており、-20℃~80℃の環境条件でも7年保存が可能となっています。
気密性容器に密閉し、加圧加熱で殺菌している安心のクッキーです。
これは、驚くべき保存力です。
・緊急脱出用ハンマー
水没や事故でドアが開かなくなったときに役立つ緊急脱出用ハンマーもついていますので、これを使ってサイドの窓ガラスを割って脱出することができます。
これは、リュックから出しておいてダッシュボードやドアポケッットに入れておかないといざというとき使えませんので、念のため。
・圧縮あったかブランケット
冬などの寒い時期に車の中に閉じ込められたときは、本当に頼りになります。
袋から出せば一瞬でふかふかのブランケットになります。
その他にも、軟水の7年保存水、防寒対策の必需品ハイブリッドレスキューシート、乾電池を使用しない防災用簡易ライト、蓄光ホイッスル、非常用トイレ、救急セットなど車に是非積んでおきたい防災グッズが用意されています。
車載用防災セット カーセーバーの内容
・パッケージ:防災撥水リュック(H38cm×W30cm×D14cm)三角反射板付き
・水:500ml保存水(7年保存、耐温度域-20度~80度)×2(硬度ゼロ、99.9%不純物除去)
・保存食:7年保存クッキー(耐温度域-20度~80度)×1
・安全グッズ:緊急脱出用ハンマー×1、簡易ライト ルミカライト×1(10~12時間・1回使い切り)、蓄光ホイッスル×1
・防寒対策:アルミブランケット×1、圧縮あったかブランケット(100×140cm)×1
・衛生用品:簡易トイレ3枚入×1、マスク×1、からだ拭きシート70枚入×1
・その他:救急セット、軍手、レインコート
車載用防災セット カーセーバーは、税込で10,000円をちょっと超えますが、防災グッズの点数も多くいざというときに頼りになるのでおすすすめです。
でも、既に脱出用ハンマーや防寒用のブランケットなどを持っているという方なら、次に紹介するボウサイブロック for carやカーエマージェンシーボックスも選択肢になると思います。
●ボウサイブロック for car(ファシル)
交通渋滞や豪雪、地震による道路寸断、土砂災害等による立ち往生など車で走行中に発生したアクシデントに備える防災グッズです。
車載用防災セット カーセーバーに比べて、必要最小限のものが厳選されていますので、割安感があります。
<ボウサイブロック for car の特徴>
・日産やホンダの純正アクセサリーにも採用
パッケージが多少異なりますが、日産やホンダの純正アクセサリーにも採用されて
います。
・災害による渋滞などで大事なトイレに注力
災害などで車が立ち往生したときに困るのが、何といってもトイレ。
このセットには、ポンチョに隠れて用を足せる大小便兼用と、700ml可能な大容量の小便用の2種類を用意しているので安心です。
・防寒対策グッズもあり安心
寒冷地で被災したときに役立つように、3WAY(防寒対策、レインウェア、トイレの目隠し)ポンチョと常備用カイロも入っています。
その他にも、車内での激しい温度変化にも耐える7年保存クッキー、7年保存水、あんしんグローブ、あんしんホイッスル、乾電池を使わないあんしんペンライトなども用意されています。
<ボウサイブロック for CARの内容>
・パッケージ:ケース(約W26×D12.8×H16cm)
・水:500ml保存水(7年保存、耐温度域-20度~80度)×1(硬度ゼロ、99.9%不純物除去)
・保存食:7年保存クッキー(耐温度域-20度~80度)×1
・安全グッズ:あんしんペンライト、あんしんホイッスル×1
・防寒対策:3WAYポンチョ(防寒、レインコート、着替え目かくし兼用)、カイロ×1
・衛生用品:ハンディートイレ(小便用)×1、ポンチョdeトイレ(大小便兼用)×1、ポケットティッシュ
・その他:防塵マスク、反射材付きグローブ、伝言カード・防災ペン
●カーエマージェンシーボックス 車内 備蓄 避難用(高進商事)
東日本大震災の経験をもとに、これがあると本当に助かるというものをまとめた「The Second Aid」シリーズの車載版です。
<カーエマージェンシーボックス 車内 備蓄 避難用 の特徴>
非常食、保存水はありませんが、防寒や衛生に関するグッズを充実させた車載用防災セットです。
・B5サイズのブック型ボックスに全てを収納
グローブボックスに入る丁度いいサイズで、国内外で活躍しているデザイン事務所が手がけただけあってパッケージのデザインが優れています。
・衛生に関するグッズが充実
東日本大震災の経験から開発したウォータータオルは、150mlの飲料水を含み高温レトルト処理をした無菌濡れタオルです。
傷口を洗い流す、患部の固定などに使用できます。
また、瞬間冷却パックは、熱中症対策、ケガの際に本体を叩くことによって、患部を冷やす冷却剤として使用できます。
その他にも、防寒対策としてアルミブランケット、使い捨てカイロを用意、車外に出ることができなくなったときに使用できる携帯トイレなどもあります。
<カーエマージェンシーボックスの内容>
・パッケージ:ケース(縦19cm×横27cm×厚さ4cm)
・防寒・暑さ対策:アルミブランケット×1、瞬間冷却パック×1、使い捨てカイロ
・衛生用品:携帯トイレ×1、ティッシュ、ウォータータオル
・その他:クリップ付きえんぴつ、車用非常時マニュアルブック
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