防災グッズ、家の常備品にはどんなものが必要なの?
「災害は忘れた頃にやってきます」
ひとたび大きな災害が発生して毎日何不便なく使っている電気、ガス、水道などのライフラインが止まってしまうと、今までの生活は一変します。
水や食料品を求めてスーパーやコンビニに行っても、食品棚は空っぽで欲しいものは簡単に手に入らなくなります。
大きな災害が発生した時のことを念頭に、日頃から水や非常食を筆頭に救助がくるまで生きながらえるための防災グッズ(用品)を事前に準備しておくことが重要です。
今回は防災グッズを準備するきのポイントを紹介します。
●家に常備する防災グッズは最低何日必要?
大きな災害といえば、1995年の阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
このような大規模な災害が発生するとライフラインは簡単に復旧できず、復旧まで1週間以上もかかるのが現実です。
また、道路などの交通網の被害により他地域からの災害支援物資があっても被災地には届けることができないことや合わせて物流網も影響を受けるため、スーパーやコンビニなどに1週間は食料品や水などが届かないという事態が予測されます。
このため、家に常備する水や食料品なので防災グッズは、
「最低3日分~1週間分×人数分」
用意することが望ましいとされています。
あなたのところの備蓄では、これを満足していたでしょうか?
費用もかかることですので、計画的に備えを進めましょう。
●停電に備えて灯りや電池を用意する
停電になったときのために灯りを用意する必要があります。
暗いところを移動するときに照らす懐中電灯とリビングなどの空間を照らす灯りとを分けて考えましょう。
移動するときに必要な灯り
単なる移動のときはLED懐中電灯だけでも十分ですが、両手を使いたい場合や作業時に手元を照らしたい場合はLEDヘッドライトがあると便利です。
空間を照らす灯り
部屋全体を照らす灯りとして、吊るせるタイプのLEDランタンがあると四方を照らすので便利です。
リビングやキッチンなど各部屋に1個のランタンがあると安心です。
電池は灯りの種類に応じて、多目に用意します。
でも電池切れが心配という方は、充電方法として、手回し充電・ソーラー充電・ACアダプター充電・USB充電(給電用)・乾電池が使えるLEDランタンもあります。
●災害時に使う非常用トイレの準備

災害で断水が起こった時になんといっても困るのが水洗トイレです。
水が流せなくなるのので、途端に使えなくなります。
避難所の仮設トイレができるまで待てるとも限りませんし、できたとしても長蛇の列になることが予想されます。
また、不特定多数の人がひっきりなしに使用することになるので、汚れもひどく衛生面でも最悪の状態になります。
そのため、家でも使える簡易トイレを準備しておくことが必要です。
市販の簡易トイレ又は非常用トイレの多くは、ビニール袋・凝固剤・消臭剤がセットとなったもので袋を洋式便器やゴミ箱、段ボールにセットして、排泄後に凝固剤と消臭剤を入れてから袋の上部をしばってゴミとして廃棄するタイプです。
1日に8回使用するとすると、7日分で56セット必要になってきます。
まとめ買いをすると50回分で3,000円程度で買えるものもあります。
避難場所や公園などで使用する場合は、簡易便座や目かくしになるプライべートテントがないと使用できません。
プライベートテントの代わりに不透明なレインポンチョも使えます。
●食料品の備蓄
7日間生き抜くために必要な水と食料品について説明します。
水の備蓄が重要

水の備蓄は大人1人1日3Lが目安です。
飲料水としては、1人当たり1日1L必要で、調理をする水を含めると3Lとなります。
7日分の備蓄では21L必要になってくるので、2L入りのボトルが11本必要になってきます。
なので、2L入りのペットボトル、12本セットで購入すると割安になります。
一般に保存水といわれるものは、5~10年の長期保存が可能となっています。
カセットコンロ
食材を加熱できれば種類や料理の幅もグンと広がりますし、お湯も沸かすことができます。
ガスボンベとセットで備蓄しましょう。
ボンベは強火だと1本1時間が目安です。
カセットコンロでレトルト食品の温めや温かい飲み物、殺菌・洗浄のため湯沸かしに使用した場合は、気温10℃、大人2人分を1日3回の条件でカセットボンベが9.1本とされています。
(Iwatani:ご存知ですか?カセットボンベとカセットこんろの備蓄について)
米
米は保存もきくほうなので、7日間生き延びるための重要なエネルギー源となります。
2kgの米と水、熱源があれば、1食0.5合(75g)とした場合、約27食分となり7日間しのげることになります。
アルファ米、レトルトご飯
災害時にお湯や水でもどして食べるアルファ米は、簡単に食事ができるので重宝します。
アルファ米とは一度炊いたご飯を乾燥させたもので、お湯や水で戻すと普通のご飯とそん色なく食べられます。
普通のご飯以外にも、五目ごはんやチャーハンなどの種類もありますので、美味しく食べ飽きることもなく食事ができます。
一方、レトルトご飯とは、調理済みのご飯を袋に入れて密封し、蒸気がまで加熱・殺菌した即席食品です。
温めればすぐに食べられますし、長期保存が可能なものもあります。
いろいろな味のリゾットや五目ごはんなどがあり、災害時に食べたら心も癒されます。
以上の食品は、備蓄にはとっても向いている食料品です。
基本的に1食の目安は、1パックと考え1日1回利用するとすると7日分で7パック必要になります。
もち
個包装になった切り餅を用意しておくと、非常食としても役立ちます。
即席ラーメン麺、カップ麺
熱源と水があれば食べられます。
乾麺
そば、うどん、そうめん、パスタなどの乾麺も食料品の中では賞味期間が長いので重宝します。
乾パン、パンの缶詰
調理しないですぐ食べられるのが大きなメリットなので、1日1食程度は非常持ち出し袋に入れておくのもいいと思います。
缶詰
缶詰は味付きのものを選ぶと調理不要で、そのまま食べれるので便利です。
肉、魚、野菜、おかず、フルーツ缶などを用意しておくと直ぐに食べられる食品となります。
レトルト食品
レトルトのカレーや野菜スープなどを揃えておくと、温めるだけで食べることができます。
上記以外でおすすめの食品
上記以外で備蓄におすすめの食品には次のようなものがあります。
シリアル、日持ちする根菜類、乾物(のり、わかめ、かつお節など)、野菜や果物のジュース、お菓子類(チョコレート、ビスケット、アメなど)、調味料
●家においておきたい防災グッズリスト
食料品も含めて家におきたい防災グッズをリストアップすると次のようになります。
□水
大人1人当たり飲料水1L、調理用2L計3Lが目安です。
□食料品
前項参照ください。
□着火用ライター
100均のものでOKです。
□調理用はさみ
まな板や包丁がなくても食材を切ったり、刻んだりすることができます。
□アルミホイル
フライパンに敷くと洗いものが少なくなります。
□ポリ手袋
手を洗う水がなくても調理ができます。
□簡易トイレセット
大人1人1日8回分を目安に揃えます。
□トイレットペーパー
災害時になると入手が難しくなる可能性があります。
多目に備蓄しましょう。
□ティッシュペーパー
水が使えなので皿を拭ったり、切り傷の止血などにも重宝します。
□ビニール袋
45Lのものや小さいもの、簡易トイレが切れたとき非常用トイレにもなります。
□布ガムテープ
割れた窓ガラスの補修、雨漏り箇所の仮補修、ゴミ袋の固定などいろいろな用途で役立ちます。
□ランタン
部屋などの空間を照らすのに便利です。
吊るせる方が部屋全体が明るくなります。
□乾電池
ランタンや懐中電灯、携帯ラジオなどの用途に合わせ用意します。
□ロープ
ブルーシートを固定したり、倒れそうな家具などを固定したり、高所からの避難するときに伝い降りするなど災害時はいろいろな用途に使えます。
□掃除用具
窓ガラスなどが破損した時やがれきの掃除に使います。
ほうき、ちり取り、バケツがあるとよい。
□ウォータータンク
断水になると備蓄した水だけでは不足になりがちです。
給水所にいって水をもらうとき、ペットボトルに入れるのは入りにくいし量的にも不足です。
10L程度のウォータータンクがあるといいと思います。
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