防災グッズ、非常用の簡易トイレの選び方
- 2019.04.08
- 非常用トイレ・簡易トイレ
- 簡易トイレ, 防災グッズ, 選び方, 非常用
大きな災害が発生して電気、上下水道、ガスなどのライフラインが止まると途端に困るものの一つがトイレです。
特に都市部や住宅地域に住んでいる方は、影響が大きいかと思います。
下水道は大丈夫でも水道が止まってしまうと、いつも使っていた水洗トイレは、水が流せなくなるので使えなくなってしまいます。
トイレに行きたいという生理現象は、ちょっとの間ならガマンできても長く我慢できるものではありません。
そこで水洗トイレに替わる非常用の簡易トイレが必要になってきます。
災害時の簡易トイレの必要性は、単にこれだけではありません。
非常用の簡易トイレが必要になる理由を整理してみました。
●非常用の簡易トイレが絶対必要になる理由
自宅で使っている水洗トイレが使えなくなっても、近くの避難所にいけば使えるのではと思ったことはありませんか。
こんな場合には避難所には共用の仮設トイレが設置されると思いますが、仮設トイレはこんな状況になってしまうのです。
・仮設トイレの前には長蛇の列ができる
・不特定多数が頻繁に使うので汚れる
・汚れに伴って感染症のリスクも発生
また、高齢者などがトイレに行くことに不便を感じて水分を控えがちになると慢性的な脱水症状になり健康にも悪影響がでてきます。
このためできるだけ使いやすいトイレとするためにも、簡易トイレは必要になってきます。
簡易トイレがあれば普段使っている自宅の水洗トイレも使えるようになるので、共用トイレは使いたくないと感じている人にとって必須です。
●簡易トイレってどんなもの?その使い方

”簡易トイレ”のことばの意味としては、避難所にならぶような仮設トイレも簡易トイレの範囲になるかもしれませんが、ここでは個人(家庭)用で携帯性もあるようなものをさして使います。
簡易トイレで便槽となるものは、処理袋でそこに排泄するようになっています。
最近は高分子素材が発達しており、液体を吸着する高分子ポリマーを凝固剤として使い排泄物をゼリー状にかためます。
これだけでは、臭いがほとんど防げないので消臭剤を用いて臭気を抑えるものが主流となっています。
以上の処理袋、凝固剤、消臭剤のセットに加え、簡易的な便座とセットになっている簡易トイレもあります。
便座はプラスティック製のものと段ボール製のものがあります。
携帯性を上げるために、折りたたみ式でかさばらないものもあります。
この便座に処理袋をセットして、排泄します。
排泄後、この処理袋の中に凝固剤や消臭剤を入れて袋の上をしばれば、ゴミとして廃棄できます。
●簡易トイレの選び方、選ぶ時のポイントは?
簡易トイレはいろいろなものが市販されていますが、選ぶ時のポイントを紹介します。
簡易トイレを選ぶ上でのポイントは、次の3つです。
処理袋と一緒に凝固剤と消臭剤がセットになったもの
処理袋と凝固剤だけでは臭いが消せないので、ゴミとして保存中にニオイに悩まされたり、近所迷惑にもなりますので、消臭剤も入ったセットを選ぶことをおすすめします。
処理袋が使いやすいもの
排泄物を入れる処理袋にはいろいろなタイプのものがありますので、家庭での洋式便座で使うのか、簡易便座と合わせて使うのかなどを勘案して、使いやすいものを選ぶことが必要です。
処理袋には、内側にもう1枚直接排泄物を入れる汚物袋があり外側の袋とで2枚重ねで使用するタイプもあります。
家庭の洋式便座で使うのか避難所で使うのか
家庭の洋式便座で使うのなら、処理袋、凝固剤、消臭剤とがセットになったものを選ぶことで十分と思いますが、避難所で使うとなると持ち運びが容易になった簡易便座とセットになったものが必要になってきます。
さらに、避難所で使うとなると人目も気になるので、これだけでは使用できません。
商品によっては、目隠しポンチョも付属しているもののありますが、人前でポンチョのみで使用するのに耐えられないという方は、プライベートテント(更衣トイレ用テント)を同時に揃える必要があります。
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