災害時の連絡方法は、災害用伝言ダイアル(171)が便利
災害時には災害があった地域の電話回線が混み合って、電話回線がつながり難い状況になります。
家族全員が家に揃っている場合はいいですが、職場や学校などに行っている場合は安否確認をしたくても、電話がつながらないので困る場合があります。
そんな場合、家族の安否確認ができるのが「災害用伝言ダイアル」です。
災害用伝言ダイアルはどんなものか、体験の方法などについて紹介しています。
●家族との安否確認は災害伝言ダイアル(171)をコールしよう
災害伝言ダイアルは、電話の「171」をコールすることで安否に関しての伝言を録音することができます。
「いない(171)ので安否確認」と覚えればすぐに覚えられます。
今までは、携帯電話からは使用できなかったので使用を見送っていた方も、2016年3月からは携帯電話やスマホもかけられるようになっているので、これまで以上に使用の幅が広がっています。
使用方法は簡単!
電話で「171」をコールし、ガイダンスにしたがってキーとなる「電話番号」を入力し、伝えたいことの録音や再生が行えます。
例えば、職場にいたAさんが
「Aです。ケガもなく元気です。」
と録音しておけば、家族のBさんが「171」にコールしキーとなる電話番号を入れると
先ほどの伝言が再生されて聞くことができます。
これを使用するには、予めキーとなる電話番号を何にするかを決めておく必要があります。

利用する上で注意する点
災害用伝言ダイアルを利用する上での注意点は次の通りです。
・利用できるのは、震度6弱以上の地震発生30分後
・1伝言あたり30秒以内
・伝言件数20件まで、利用者が多いと制限あり
・伝言保存は最大6ヶ月、その後は自動的に消去
・固定電話、携帯電話、PHS、050IP電話いずれも利用できる
・NTT東日本、NTT西日本の電話の場合、伝言の録音・再生・通話料は無料
プライバシーが心配なら暗証番号の設定もできる
災害用伝言ダイアルは、暗証番号なしで使用することができますが、プライバシーが心配という方は暗証番号の設定もできます。
だだし、めったに使用することはないので、いざというときに暗証番号が分からくなったということにならないように「防災カード」などに書いて携行する必要があります。
●インターネット用が使えてテキストでも伝言できる

電話回線の他にインターネットでも使える「災害用伝言板web171(www.web171.jp)」もあります。
インターネットが問題なく使える状態ならPCやスマホを利用して伝言したり、伝言を聞いたりすることができます。
このweb171は、前述の電話による災害用伝言ダイアルと連携していて、電話で録音した伝言をweb171でも聞くことができ、またweb171で入力した伝言の文字を電話で読み上げて聞くことができます。
ただし、web171で難しい漢字で入力すると電話ではうまく読めないこともあるようなので、伝言を電話で聞く可能性がある場合は、簡単な漢字やひらがなで入力したほうが安心です。
なお、web171で伝言を入れる場合は暗証番号を使用することはできませんが、電話から伝言を入れた暗証番号付きの伝言はweb171でも再生できて伝言を聞くことができます。
●災害用伝言ダイアルは体験できるので、練習しておこう!
災害用伝言ダイアルは災害時に使うものなので、長期間使わないでいるといざというときに使えないということにもなりかねません。
普段は災害用伝言ダイアルを使用することができませんが、体験できる日がありますので、是非使って練習してみましょう。
毎月1日、15日 00:00~24:00
お正月三が日(1月1日 00:00~1月3日 24:00)
防災週間(8月30日 9:00~9月5日 17:00)
防災とボランティア週間(1月15日 9:00~1月21日 17:00)
練習といっても、何も難しいことはありません。
「171」をコールして後は音声ガイダンスに沿って、操作して録音したり再生するだけですので簡単にできますので心配もいりません。
思い立ったときに是非体験してみましょう。
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